アメリカ 旅行(南部~東海岸/ワシントンD.C.) May, 7, 2019




  1. アメリカ合衆国議会議事堂
  2. 国立アメリカインディアン博物館
  3. スミソニアン国立航空宇宙博物館
  4. 国立美術館

  アーリントンのモーテルからワシントンD.C.までは、地下鉄でアクセスします。運賃は区間よります。また、時間帯によっても変動します(平日通勤時間帯は割高)。毎回行き先と時間帯を確認して切符を購入するのは手間なので、Suicaのようなプリペイドカード(SmartTrip)を購入しました。カードを購入するには最低10ドル必要です(発券手数料2ドル(返金なし)、運賃8ドル:クレジットカード決済可能)。ちなみに、都度買いの場合、切符発券手数料1ドルかかります。1日観光で地下鉄往復するだけなら、D.C.からよっぽど離れていない限り運賃8ドルもかからないだろうし、発券手数料も同じなのでSmarTripを購入する必要はないですが、2日以上の観光なら、手数料や購入の手間を考慮してSmarTripを購入すると便利かもしれません。私の場合は、アーリントンのロスリン駅からD.C.地区2日間のアクセスで、運賃はトータルで約9.5ドルでした(1.5ドルチャージ)。※このカードで路線バスにも乗車できます。バス車内で現金を多めに支払った場合、お釣りは返ってこないので、SmarTripが便利です。

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券売機

 

1、アメリカ合衆国議会議事堂(United States Capitol)

 議会を構成する上院、下院があります。1793年初代大統領の時代に着工されました。1863年にドーム先端に自由の女神が設置され、現在の姿に威容を整えました。実は、アメリカ合衆国議事堂としては4代目の建物になります。(1代目:MDアナポリス州議会議事堂、2代目:NYフェデラルホール、3代目:PA独立記念館)

 D.C.地区には様々な観光地がありますが、ほとんどの開館時間が午前10時です。議事堂は珍しく朝早く(午前8:30)から開館するため、効率よく観光するために一番最初に訪問しました。 


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議会図書館側より

現地情報:https://www.visitthecapitol.gov/  無料  日曜休み

 アーリントン方面からGoogle Mapで議事堂を目的地として設定していくと、Federal Center駅で下車という案内になり、その通りに行ったところ、駅から議事堂までは徒歩10分で行けるものの、そこから見学者入場口のビジターセンターまでは更に遠くて結構歩きました。ビジターセンター最寄りの駅はCapitol South駅なので、目的地を「U.S. Capitol」ではなく、「U.S. Capitol Visitor Center」に設定した方がスムーズにアクセスできます。

 (議事堂ツアーはHPから予約できるようですが、今回は予約なし)開館時間(8:30)目指して到着しましたが、既に20分程の列ができていました(平日)。この行列はセキュリティチェックによってできた列であり、開館待ちの人々がいたから列になっているのかなと思いましたが、次第に後ろの列が伸びていったため、やはり開館時間目掛けて到着した方が良いです。セキュリティチェックでは、大きい荷物や液体は持ち込み禁止です。※ワシントンD.C.地区の観光地はだいたいセキュリティチェックで液体禁止が多いです。

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左:セキュリティチェックの行列 右:警備わんこ

 セキュリティチェックを済ませた後、階段を下ると左右にカウンターがあります。右側は眩暈がするほどの行列ができていて、左側は人がいなくてクローズしてる雰囲気でしたが、スタッフが声掛けしてくれて人気がない左側へ行くように指示してくれました。カウンターで整理券を受け取り、指示される方向へ向かいます。ある程度人数が集ったら観光がスタートします。

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 まずは、シアターで現在のアメリカ議会制民主主義に至るまでの歴史を鑑賞します。その後はドームを下から見上げます。

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ジョージ・ワシントンを神格化した天井画

 ドームホールは、有名な大統領の彫像で囲まれてます。

 

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グラントとリンカーン

  ドームを抜けると彫像ホールがあり、歴史上傑出した人物を称えています。

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電球を持ち上げるエジソン

 その他、連邦議会の会期中は、上下院本会議場の模様を実際に見学できるそうです。

  議事堂から議会図書館までトンネルで通じていて、ここを通ればセキュリティチェックなしで図書館も見学できます。実際、図書館側の(外からの入り口)セキュリティも混雑していたので、両館を訪れるなら、トンネルを利用する事をお勧めします。図書館でもツアーが催行されているようでしたが、セルフツアーでも図書室を見渡せました。1800年に設立した建物は、重厚な外観で、内装は美しかったです。日本の国立国会図書館は、アメリカ議会図書館をモデルにしてます。

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議会図書館

 

2、国立アメリカインディアン博物館(National Museum of the American Indian)

 議会議事堂正面のナショナル・モール南側に位置しています。ナショナル・モール沿いの博物館は正面玄関がモール沿いにありますが、この博物館は朝日が昇る東側が正面玄関になっています。それは、インディアンの伝統文化に倣っているためです(建築家はインディアン)。

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現地情報:https://americanindian.si.edu/

 館内は4フロアもあります。ワシントンD.C.の博物館は、どこも展示が充実しているため、じっくり観光するなら半日は必要だと感じました。

 最初に4階へ行って、下りながら展示物を見るのが効率良いです。インディアンといったら、頭に羽飾りして狩猟をしているイメージでしたが、それは一例に過ぎず、多様な民族がいるという事が分かりました。アメリカは日本よりずっと広い土地ですから、気候も風土も多様で、その土地に合った生活をする民族も多様なわけです。

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上:民族衣装  下:お祭り

 

3、スミソニアン国立航空宇宙博物館(Smithonian National Air and Space Musem)

 議会議事堂正面のナショナル・モール南側でインディアン博物館の隣に位置しています。航空機や宇宙船関係を展示する博物館では、世界最大級規模です。

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現地情報:https://airandspace.si.edu/

 人気博物館のため、セキュリティ検査で列を為している場合があります。他の人気博物館もそうですが、入り口は一つだけではなく、正面、裏側、側面にそれぞれに玄関があるケースが多いです。ワシントンD.C.は修学旅行生や団体ツアーの観光客が多く、そのような団体は正面玄関(モール沿い)から入場するため、その入り口は混雑している場合が多いです。私は、だいたい正面玄関を避けてスムーズに入場していました。

 館内は2フロアであり、航空機の発展から宇宙進出までの展示があります。

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I can fly.

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4、国立美術館(National Gallery of Art)

 建物は西館(~20世紀初頭美術)と東館(現代美術)に分かれています。

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現地情報:https://www.nga.gov/

 西館には、著名画家の絵画(フェルメールゴッホ、モネ等)が非常に多く、かつ無料で鑑賞できるので驚きました。宗教画も豊富で面白いです。アメリカの博物館・美術館全体的にそうですが、写真OKな場所が多くて、とても有難いです。

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ボッティチェリの宗教画

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ソファーが多く、疲れたときも休める

 

 西館と東館は、1階部分からトンネルで繋がっています。両館訪問する場合は、トンネルを利用する事で、セキュリティチェックを1回省略できます。

 東館では個性溢れる美術品を鑑賞できます。現代美術品は自由度が大きかったり、認知度が低いためか、西館に比べ鑑賞者が少なかったですが、自由に自己表現している作品を見ていると、想像欲や芸術欲が沸いてきました。そして、インスタ映えなら、東館ではないでしょうか!?

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屋上に大きな青いニワトリがいる

 

 博物館が集中するナショナル・モールエリアには飲食店が少ないように感じました(博物館内にカフェテリアやレストランがありますが、閉店時間が早い)。そのため、夕飯ついでに古い町並みで有名なジョージ・タウンへ訪れました。ジョージ・タウン最寄り駅のFoggy Bottom-GWU駅まで地下鉄で、下車後は歩き(15分程度)でジョージタウン中心部まで行きました。ジョージ・タウンには、19時まで営業してる博物館(Old Stone House)があり、そこへも立ち寄りました。植民地時代の中産階級の家で、首都に残る最も古い建物です。建物が老朽化しているため、2階部分はクローズしてしまいましたが、1階部分は見学できます。見学場所は少ないため、10分程度で見られます。

 

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オールド ストーン ハウス

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ジョージ・タウンの町並みが素敵で散歩も楽しい

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セブンイレブンも古い町並みに馴染んでいる

 ジョージ・タウンには伝統的なアメリカンレストランはもちろん、日本、東南アジア、フランス、イタリアレストラン等、色々選べます。

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タイ料理

 

 明日は、ワシントンD.C.観光2日目です。